ナウル調査
- Ikuko Okamoto
- Aug 21, 2019
- 1 min read
Updated: Apr 11, 2023
8/14から21日まで南太平洋の国、ナウルを訪問しました。指導する学生の調査のスタートアップへの同行です。 ナウルは小さな国ですが、リン鉱石(化学肥料の原料のひとつ)の輸出で100年近く大変潤った国でした。海鳥の糞が長い期間堆積することによって得られたものです。いまや国土の8割が掘り尽くされました。現在もほそぼそ続けられてはいますが、掘り尽くされた土地をどうリハビリするか…が大きな課題の一つになっています。一度失われた環境を取り戻すのはかなり難しい…ということがよく分かります。 リン鉱石輸出に依存することで経済的には豊かになりましたが、同時に食は輸入品(現在9割が輸入)、特に加工品に頼る食生活パターンとなり、糖尿病等に悩む人が多いです。そこで栄養改善のための家庭菜園プロジェクトが行われてきたようなのですが、持続しない要因は何かが学生の研究テーマです。
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